この記事のポイント
- CopilotはHome・Code・Autopilotの3本柱へ再編。会話・アプリ作成・継続業務を担います。
- Codeは自然な言葉でアプリを作る機能。9月末からFrontierプログラムで先行提供する予定です。
- Autopilotは対象を限定した非公開プレビュー。料金は定額と従量の組み合わせで、具体額は未発表です。
Microsoftの公式ブログから、Copilotの再編を紹介します。機能ごとの狙いと、発表時点の提供段階を整理します。
「Home」と「Code」、チャットとアプリ作りが1画面に
ひとことで言うと、Homeは「質問にすぐ答えるチャットと、まとまった仕事を任せるCowork(共同作業)を1つにまとめた画面」です。RFP(提案依頼書)への回答案の作成のような複雑な作業も、Home上でそのまま任せられるようになります。
もう1つの目玉が「Code」です。プログラミングの知識がなくても、自然な言葉で「こういうダッシュボードが欲しい」と依頼し、ダッシュボードや業務フロー、デスクトップ用の小さなツールを作れる機能です。GitHub Copilotと同じ土台を使い、隔離された実行環境(サンドボックス)で動き、企業のMicrosoft 365環境内でホストできます。社内データとの接続や権限は、IT部門の管理方針に沿って設定する必要があります。2026年9月末からFrontierプログラム(先行提供の枠組み)で使えるようになる予定です。似た発想のサービスとして、Googleも文章の指示だけでゲームを作れる「Playground」を米国で実験提供しています。
常時稼働の「Autopilot」とOffice統合
「Autopilot」は、目標と役割を設定し、継続的な仕事を割り当てるための機能です。クラウド上で24時間稼働し、サプライヤー審査のような継続的な業務や、スケジュール管理・進捗のフォローアップまで代わりにこなします。権限管理や監査の仕組みも備えており、Teams上で@メンションで呼び出せます。2026年9月末に、参加対象を限定した非公開プレビューを拡大する予定です。
さらにMicrosoftは、Word・Excel・PowerPointの編集画面をCopilotに統合し、書式を保って複数人で同時編集できるようにすると説明しています。料金は日常利用向けの定額(ユーザーサブスクリプションライセンス)と、Cowork・Code・Autopilotなど使った分だけ支払う従量課金の組み合わせで、具体的な金額は今回の発表では示されていません。

出典・参考資料:公式ブログ。
まとめ:提供段階と業務の責任範囲を確認する
社内アプリや継続処理を検討する方は、先行提供の対象と、接続権限・運用責任・従量部分の費用を分けて確かめるとよいでしょう。試作ができることだけで本番運用へ移す前提を置かず、結果の受け入れと停止の方法を含めて判断できます。
※2026年9月26日時点の情報です。