この記事のポイント
- Slack・Teamsで@GitHubを呼び出し、共有セッションとして調査やコード変更を依頼できます。
- チームは会話内で進捗を確認できます。作業はCopilotの権限と組織設定に従います。
- CLIの復元・権限モード設定も更新されました。生成差分の確認は引き続き必要です。
GitHubの週次変更履歴から、チームの会話と開発作業をつなぐ更新を紹介します。依頼・進捗共有・成果確認の流れを整理します。
Slack・TeamsでAIエージェントを呼び出せる「共有エージェントセッション」
GitHub公式チェンジログによると、SlackまたはMicrosoft Teamsのチャンネルで@GitHubとメンションするだけで、チームの会話をそのまま「共有エージェントセッション」に変えられるようになりました。公式の説明では「チームがまとめてフォロー・誘導できる形で、問題の調査・作業計画・変更対応ができる」とされています。
共有セッションでは、参加者がチャンネルで進捗を見たり、追加の指示を出したりできます。Copilotは既存のGitHub権限や組織の設定の範囲で作業し、PRを作成した場合も人が差分を確認してからマージする運用が必要です。Slackで始めた作業をGitHub CopilotアプリやIDEで続けられる点も、公式発表で案内されています。

Copilot CLIがネイティブRustランタイムに移行、体感速度が向上
もう1つの発表が、ターミナルで使うCopilot CLIの内部実装の刷新です。公式チェンジログでは「ターミナルのインターフェース自体は引き続きTypeScriptで構築されているが、Copilot CLIがネイティブRustランタイム上で動くようになったことで、大幅に高速化した」と説明されています。見た目の操作感は変わらないまま、裏側の処理速度だけが底上げされた形です。
あわせて、途中で中断してしまったセッションからの復帰(セッション復元)にも対応しました。作業の続きを中断地点から再開するための機能です。実行モード・権限モードはdefaultMode・defaultPermissionModeの設定であらかじめプリセットしておけるため、チームで共通の運用ルールを決めている場合は、この機会に設定を見直しておくとよいでしょう。
まとめ: 会話と正式な作業依頼を区別する
SlackやTeamsから開発を依頼するチームには、会話の共有と実行指示を区別することが参考になります。接続先の権限と成果物を受け取る場所を確認するとよいでしょう。依頼が受け付けられたことだけで完了とせず、変更内容を確認する工程とのつながりが判断点です。
※本記事は2026年8月28日公開のGitHub公式チェンジログ(週次リリースまとめ)に基づく、2026年8月30日時点の情報です。最新の対応状況は公式チェンジログで確認するとよいでしょう。