この記事のポイント
- 科学者向けClaude Teamは最初の1万席を対象に、1年間の無料・割引利用を案内します。
- 主任研究者などが認証後、研究室のメンバーを追加します。標準席は無料、上位席は月15ドルです。
- 研究プロジェクトへの最大5万ドルのAPIクレジットは別申請で、対象条件も異なります。
Anthropicの公式発表から、研究者向け支援の拡大を紹介します。研究室の契約とプロジェクト単位の支援を整理します。
研究者向けにClaudeのチームプランを1万席分開放
Anthropicは2026年8月、科学者向けのClaude Teamプランを発表しました。最初に1万席を用意し、1年間、標準席を無料、利用上限が5倍の上位席を月15ドルで提供します。今後、当初の席数を超えて対象を広げる意向も示しています。申請条件は研究室単位での利用を想定したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン名 | Claude team plan for scientists |
| 提供席数 | まず世界の科学者向けに1万席(順次拡大予定) |
| 標準プラン | 無料 |
| 上位プラン(利用上限5倍) | 月15ドル(1ドル=150円換算の目安で2,250円程度/月。実際の金額は都度のレートで確認するとよいでしょう) |
| 利用期間 | 1年間 |
| 申込資格 | 学術機関または非営利研究機関の主任研究者(PI)、またはそれに相当する立場の人 |
| 申込方法 | 公式サイトの認証フォームから申請(認証後、研究室のメンバーを追加可能) |
申し込みはPI(研究室を率いる主任研究者)本人が行う設計で、認証が済んだあとにラボのメンバーを追加していく形です。学生や共同研究者が個別に申請するのではなく、研究室単位で導入するイメージに近いといえそうです。

「AI for Science」プログラムも対象分野を拡大
別の支援策「AI for Science」は、研究プロジェクト向けに最大5万ドル分のAPIクレジットを提供するプログラムです。Anthropicは生物科学以外の研究にも支援を広げる意向を示し、研究者はプロジェクト単位で申請できます。これはチームプランの席とは別枠で、研究室の利用契約と混同しないようにしましょう。生物・化学分野には利用モデルや安全策に関する追加条件があります。
申請では、学術機関または非営利研究機関の主任研究者(PI)相当の資格が必要です。認証後に研究室のメンバーを追加できます。所属・役割が条件に合うか、Anthropic公式案内で確認するとよいでしょう。
出典・詳細: Claude Science。
出典・参考資料:Expanding our support for scientists。
まとめ:資格と無料枠の条件が申請の判断点
研究費で利用を検討する方には、対象資格と無料枠の範囲が確認点になります。所属や研究分野が条件に合うかを公式案内で照合するとよいでしょう。無料で使えることと研究データを入力できることは別の判断で、所属機関の利用条件も関係します。
※本稿は2026年8月28日時点の公式発表をもとに執筆しています。