この記事のポイント
- カスタム指示は応答のトーンや形式など、継続して考慮してほしい条件を設定します。
- 保存上限はFree・Goで1,500字、他の対象プランで5,000字です。
- 指示内容は応答に反映され、モデル改善にも使われる場合があります。入力する情報を選びましょう。
OpenAIの公式ヘルプをもとに、カスタム指示の設定と解除を紹介します。毎回の依頼との使い分けと、反映範囲を整理します。
カスタム指示とは:会話のたびに指示し直さなくてよくなる機能
カスタム指示(Custom Instructions)は、ChatGPTに「毎回考慮してほしいこと」をあらかじめ伝えておける機能です。設定すると、その内容はすべてのチャットに即座に反映されます。トーンや文体、回答フォーマット、業務上のルールなどを一度書いておけば、毎回プロンプトに書き足す手間がなくなります。Web・デスクトップ・iOS・Androidのすべてのプランで利用可能です。

保存できる文字数はプランにより1,500字または5,000字
公式ヘルプセンターのFAQによると、カスタム指示に保存できる文字数の上限は次のとおりです。
| プラン | 保存可能な文字数 |
|---|---|
| Free / Go | 1,500字 |
| Plus / Pro / Enterprise / Business / Education | 5,000字 |
Free・Goの上限は1,500字、それ以外の表にあるプランでは5,000字です。業務ルールや文体、出力形式などを、利用するプランの上限内で整理して書き込みましょう。
設定・解除の手順
Web・デスクトップ
- 設定(Settings)から「パーソナライゼーション」を開く
- 「カスタマイズを有効にする」がONになっていることを確認する
- 「カスタム指示」欄に指示内容を入力する
iOS・Android
- 設定から「ChatGPTをカスタマイズ」を開く
- 「カスタマイズを有効にする」がONになっていることを確認する
- 「カスタム指示」欄に指示内容を入力する
解除したいときは、同じ画面で「カスタマイズを有効にする」をOFFに切り替えるだけです。指示内容自体を消したい場合は、欄を空にすれば削除できます。
知っておきたい注意点
- 変更は既存のチャットを含め、その後の応答に反映されます。すでに出力された過去の回答を書き換えるものではありません
- カスタム指示の内容はデータエクスポートに含まれ、モデル改善にも使われる場合があります。入力する情報を選び、必要に応じてデータ設定を確認してください
- サードパーティ製プラグインを使う場合、指示内容の一部がプラグイン開発者に渡ることがあります。信頼できるプラグインのみ利用するとよいでしょう
- Chat Completions APIには、カスタム指示に相当するAPIは用意されていません。同様の効果を出したい場合はシステムメッセージを使う設計になっています
出典・参考資料:OpenAI公式ヘルプセンターの記載。
まとめ:上限と入力情報の扱いを確認
カスタム指示を使う方は、毎回必要な条件だけを短くまとめるとよいでしょう。業務上の機密や個人情報は入力を避け、保存上限とデータ利用の設定を確認してから使えます。
AIへの指示文を整えるという観点では、Geminiの日付認識を改善する公式推奨の指示文も参考になります。