この記事のポイント
- Pro 500は月500ドル・Plusの25倍の利用上限を持つプラン。生成速度を重視したUltrafastにも対応します。
- UltrafastのCodexで最大8倍は、文章を生成する速度の比較。モデルの能力や仕事全体が8倍になる意味ではありません。
- 旧利用枠を維持できるPro 200契約者も10月29日後は新しい枠へ移行。月額200ドルは変わりません。
OpenAIの発表と公式ヘルプから、利用量と速度に関するプランの違いを紹介します。発表時点の条件を、既存契約の扱いと分けて整理します。
Pro 500は月500ドル、Plusの25倍の利用枠
Pro 500は、ChatGPTの中で最も高い利用上限を持つ新プランです。利用上限とは、ひとことで言うと「一定期間内にAIを使える回数・量の枠」のこと。この枠がPlusプランの25倍に設定されており、多くの処理量を必要とする利用者向けの位置づけです。
もう一つの目玉が、高速処理枠「Ultrafast」に対応している点です。OpenAIの公式発表では「利用量と速度をさらに求める人向けに、Plusの25倍の利用上限とUltrafastへのアクセスを提供する」と説明されています。Pro 500は9月29日の発表時点で利用可能と案内されました。
UltrafastはCodexで最大8倍の生成速度
Ultrafastは、文章を出力する速度を重視した有料の高速処理枠です。
公式発表によると、Ultrafastは通常より最大8倍速い生成速度を実現し、コーディング支援ツール「Codex」上では1秒あたり最大300トークンを出力します。トークンとは、AIが文章を生成する際の処理単位のことで、文章を細かく区切った文字のかたまりを数えます。APIとして呼び出す場合の速度向上は最大6倍とされています。
9月29日の発表時点でUltrafastの対象は、最上位モデル「GPT-6 Astra」をAPI経由、またはChatGPT WorkとCodex上でPro 500・Enterpriseプランから使う場合でした。もう一つの主力モデル「GPT-6.1 Sol」のUltrafast対応は、当時「近日提供」と案内されました。

既存プランの利用上限も変更に
公式ヘルプによると、月200ドルのPro 200は新規受付を再開しました。旧利用枠の維持対象に該当しない新規契約には、以前より少ない利用枠が適用されます。対象となる既存契約者は、契約を維持していれば2026年10月29日まで従来の枠を利用でき、その後は新しい枠へ移ります。月額200ドルは変わりません。適用条件の詳細は、対象者に届く公式案内で確認するとよいでしょう。
まとめ: 速度と利用量を分けてプランを比較する
利用枠で作業が止まる場合は、その頻度と待ち時間を記録してからプランを比較するとよいでしょう。生成速度の向上と仕事全体の短縮を区別し、月額料金と高速処理枠の条件を照合する方法が考えられます。上位プランを一律に選ぶ前提にせず、利用実態に合う範囲を判断できます。
※本記事は2026年9月29日時点の発表内容に基づきます。