この記事のポイント
- Copilotは再レビューで修正済みコメントを自動解消し、未対応の指摘は残します。
- 指摘への返信で未解決のままにするよう伝えた場合、Copilotはその希望を尊重します。
- 重大な指摘の対応件数が47%増えたのはGitHubの実験結果で、検出率や正答率ではありません。
GitHubの公式変更履歴から、コードレビュー後のコメント処理を紹介します。操作の自動化と、品質を測る指標の違いを整理します。
修正済みコメントは再レビューで自動解消
GitHubの公式Changelogによると、今回のアップデートの中心は「auto-resolution(自動解消)」機能です。Copilotのレビューコメントに対応するコミットをpushすると、再レビューのタイミングでCopilotがそのコメントを自動的に解消してくれます。
再レビューで修正が確認されたコメントは解消され、未対応の指摘は開いたまま残ります。コメントへの返信で未解決にするよう伝えた場合は、その希望が尊重されます。

提案を適用すると、コミットメッセージまで自動生成
あわせて、Copilotの修正提案をそのまま適用した際には、その内容に応じたスマートコミットメッセージが自動で作成されるようになりました。「fix typo」のような雑なメッセージで済ませがちな場面でも、変更内容が伝わるメッセージを残しやすくなります。
Liteレビューの実験では重大な指摘の対応数が47%増加
今回のアップデートでは、レビューの精度自体も引き上げられています。公式Changelogによると、Liteレビューレベルでも複数エージェントによるアンサンブル方式を採用し、ビルドコマンドやテストの実行といったシェルツールを活用した深い分析ができるようになりました。その結果、GitHubの実験では、レビュー1回当たりの対応済みコメント数が、重大度の高い指摘で平均47%増加したとのことです。検出率や正答率が47%上がったという意味ではありません。
この数値はGitHubの評価条件での結果です。実際の指摘と修正の妥当性は、利用するリポジトリで確認するとよいでしょう。
まとめ:自動解消後も修正内容を確認する
レビューを運用する方は、自動解消されたコメントも差分やテスト結果と照らすとよいでしょう。コメントが閉じたことと、変更が妥当であることは別に確認できます。
※ 本記事は2026年9月12日時点の公式情報をもとにしています。公式発表では、レビューの依頼方法・受け取り方は変わらないと説明されています。