この記事の要点
- MiMo-V2.6-Proは2026年9月24日確認の評価指標で113モデル中1位となり、すべての用途での優位を示す順位ではありません。
- 評価機関の情報では総約1兆・稼働約420億パラメータで、最大100万トークンの文脈に対応するとされています。
- 高速版の最大20倍はXiaomiによる説明であり、比較条件や実際の業務での応答時間を保証する数値ではありません。
Xiaomiの更新情報とArtificial Analysisの評価から、MiMoのモデル群を紹介します。測定時点の順位と、利用条件を分けて整理します。
MiMo-V2.6はPro・Flash・高速版を展開
Xiaomiの公式更新情報では、複雑な推論などを想定した「MiMo-V2.6-Pro」、高頻度・大規模利用向けの「MiMo-V2.6-Flash」、Proの性能を保ちながら最大20倍高速とうたう「MiMo-V2.6-Pro-UltraSpeed」が案内されています。20倍という値はXiaomiの説明であり、比較条件や実業務での応答時間を保証する数値ではありません。
Artificial Analysisのモデル情報では、Proは総パラメータ約1兆、1回の処理で有効になるパラメータ約420億、最大100万トークンのコンテキストに対応するとされています。同機関の情報では入力としてテキスト、画像、音声、動画を扱い、出力はテキストです。公開重みのライセンスはMITと記載されています。導入時はライセンス本文と提供元の利用条件も確認するとよいでしょう。

1位は特定の評価指標における結果
Artificial Analysisのページでは、MiMo-V2.6-ProはArtificial Analysis Intelligence Indexでスコア46、113モデル中1位と表示されています。これは同機関が定めた複数タスクの評価結果であり、すべての用途や全モデルに対する総合的な優位を意味するものではありません。評価対象、モデルの更新、測定方法が変われば順位も変わる可能性があります。
企業で候補モデルを比較する場合は、ベンチマーク順位だけで決めず、業務データを使った精度、応答速度、費用、運用先、データ保護、ライセンスを合わせて検証する必要があります。オープンウェイトであることも、利用者側での運用・安全管理が不要という意味ではありません。
出典・参考資料:Xiaomiは2026年9月22日、Artificial Analysisでは。
まとめ
候補モデルを探す場合、順位は検証対象を絞るきっかけになります。許可された業務データで品質・時間・費用を比べるとよいでしょう。ライセンスと運用先、現場の修正負担も含めることで、公表された評価と自社での適合を分けて判断できます。
※ 性能順位は2026年9月24日に確認した表示です。