この記事のポイント
- Coworkの内蔵ブラウザーは自分のブラウザーから独立し、必要なログインだけサイトごとに移します。
- 銀行・メール・SSOは初期状態で除外されますが、利用者が選んで含めることもできます。
- 操作確認や保護策はありますが、プロンプトインジェクションのリスクは残ります。
Anthropicの発表をもとに、Coworkへウェブ作業を任せる仕組みを紹介します。アクセス先と操作を許可する範囲を中心に整理します。
Claude Coworkの内蔵ブラウザとは
Claude Coworkの内蔵ブラウザーは、Claudeのデスクトップアプリ内でウェブサイトを開き、ページを読み、クリックや入力を行う機能です。AnthropicのCowork製品ページと公式発表によると、自分が使っているブラウザーとは分かれており、タブやブックマーク、保存済みパスワードは共有されません。必要なサイトのログインはサイトごとに移せます。調査、フォーム入力、社内ポータルでの情報収集など、既存の連携機能がないサイトを扱う用途が想定されています。

銀行・メール・SSOは既定で対象外。対応プランと使い始め方
銀行、メール、SSO(シングルサインオン)のサイトは初期状態では除外されますが、利用者が選択すれば対象に含められます。Anthropicは、ウェブページに埋め込まれた不正な指示(プロンプトインジェクション)への保護策や操作確認を説明する一方、リスクを完全にはなくせないため、信頼できるサイトから使い始めるよう案内しています。発表時点ではPro・Max・Team向けにデスクトップアプリで順次展開し、Enterpriseでは管理者が有効化できます。優先ブラウザーはCoworkの設定で切り替えられます。
Anthropicはレポート用の調査や請求書の収集を例にしています。導入時は対象サイト、移行するログイン、実行可能な操作を確認し、社内データや承認が必要な処理をどこまで任せるかを決めるとよいでしょう。
まとめ:ブラウザの権限と確認工程を合わせる
Coworkでブラウザ作業を検討する方は、ログイン先と実行可能な操作を確認するとよいでしょう。画面を開けることと、その先の処理を任せてよいことは別です。途中確認や中断後の扱いを含めて比べると、既存の手作業との使い分けを判断できます。
※本記事は2026年8月28日時点の情報です。Claude Coworkは仕様変更が速い機能のため、実際に試す際は文中のリンク先で最新情報を確認するとよいでしょう。