この記事のポイント
- Gemini 3.8 FlashはGitHub Copilotの有料5プランで選べます。
- 料金は導入価格での従量課金。2026年12月31日までの適用です。
- 企業ではモデルを使う前に、管理者の全体設定と個別ポリシーを確認します。
GitHubの発表をもとに、CopilotでGemini 3.8 Flashを使う条件を整理します。対象プラン、モデル選択、管理者設定、価格の適用期間を確認します。
Copilotの対応モデルにGemini 3.8 Flashを追加
GitHubの公式チェンジログによると、Googleの新しいFlashモデル「Gemini 3.8 Flash」が、GitHub Copilotのモデルピッカーから選べるようになりました。すでに長時間のエージェント処理に強くなったと話題になったモデルですが、今回はCopilot側での正式対応というかたちです。公式の早期テストでは、複雑なターミナル操作を伴うコーディングタスクで高い性能を発揮し、対処可能なエラーに対しては粘り強く検証・復旧すると報告されています。実際の体感は環境やタスクによって変わるため、あくまで発表時点の評価としてとらえておくとよいでしょう。対象プランで表示されない場合は、利用環境と管理者のモデルポリシーを確認するとよいでしょう。
対象プランと使えるツール・選び方
対象プランはCopilot Pro・Pro+・Max・Business・Enterprise。有償プランを使っている方であれば、基本的に選択肢に入ってきます。利用できるツール・IDEは次の通りです。
- Visual Studio Code
- Visual Studio
- GitHub Copilot CLI
- GitHub Copilot cloud agent
- GitHub Copilot app
- JetBrains IDE
- Xcode
- Eclipse
選び方は他のモデルに切り替えるときと同じです。普段使っているツール(VS Codeなど)でCopilotのチャットを開き、モデルピッカーをクリックして、一覧から「Gemini 3.8 Flash」を選ぶだけです。

管理者が気をつけたいこと
Business・Enterpriseの管理者は、Copilotの設定画面にあるモデルポリシーから、Gemini 3.8 Flashへのアクセスを組織単位で管理できます。ポイントは、新モデルが「デフォルト有効化」の対象になっていること。グローバル設定またはモデル個別のポリシーで無効化されていなければ、展開後にメンバーが選べるようになります。GitHub Copilotのモデル管理を社内で一括設定できる機能が用意されてきましたが、新モデルが増えるたびに「知らない間に使えるようになっていた」を防ぐには、このデフォルト有効化と個別の設定を照合する必要があります。反対に、告知に基づいてモデルの提供が終了することもあるので、モデルピッカーの構成は定期的に見直す運用がおすすめです。なお、料金面では2026年12月31日まで導入期間の提供者価格が適用されるとの記載もありました。コストを管理する立場の方は、このタイミングも覚えておくとよさそうです。
まとめ
Copilot管理者は、全体の既定設定とモデルごとのポリシーを確認するとよいでしょう。開発チームは、導入価格が終わる時期も踏まえ、同じタスクで品質・速度・費用を比較できます。
※本記事は2026年9月時点(執筆日2026年9月8日)の情報です。モデルの対応状況やロールアウトの進み方は変わる可能性があるため、最新情報はGitHubの公式チェンジログで確認するとよいでしょう。