生成AI活用

ClaudeがWordで使える、Microsoft 365 CopilotにSonnet 5が追加

この記事のポイント

  • WordのCopilotモデル選択にAnthropicのSonnet 5が加わりました。
  • MicrosoftはSonnet 5を高度な推論を使う下書き・編集の既定モデルとして案内しています。
  • 利用可能な機能や設定はテナント次第です。同じ文書で品質と事実保持を比較して選びます。

Microsoftの公式案内から、Wordでモデルを選ぶ変更を紹介します。同じ原稿で文体や事実の保持を比べる観点を整理します。

「Copilotで編集」でAnthropicモデル、8月25日にSonnet 5も追加

Microsoft公式のCopilotリリースノート(ロードマップID 558440)によると、2026年8月11日以降、Word内のCopilotで文書を編集する際、これまでのOpenAIモデルに加えてAnthropicのモデルをモデル選択メニューから選べるようになりました。「Wordの文章作成・編集は、使うAIモデルを選べなかった」という状態が変わったかたちです。

続いて2026年8月25日、モデルメニューにClaude Sonnet 5が追加されました。公式リリースノートでは、高度な推論を要するドラフト作成・編集のデフォルトとして案内されており、より正確でコンテキストに合ったテキスト生成、複雑な編集提案の質の向上、ニュアンスを踏まえた言語処理の強化といった特徴が挙げられています。加えて、Microsoft 365のセキュリティ標準への準拠は維持したまま提供される、という点も明記されており、自社の情報管理ルールとの照合が判断点になります。

何が変わり、どう使えばいいのか

実務上のポイントは、モデルを「使い分けられる」ようになったことです。同じ文書で文体や事実の保持、必要な修正量を比較すると、用途に合うモデルを判断しやすくなります。プロンプトの型を押さえておくと、モデルを変えたときの出力の差もより実感しやすくなるはずです。なお、同じくMicrosoft 365 Copilotでは、Excelの「Copilotで編集」機能でもPythonによる高度なデータ分析が使えるようになるなど、機能拡張が続いています。

「同じ文書でモデルを比べる」を表したイラスト

まとめ:文書に合わせてモデルを比較する

Wordの文書作成を支援する方は、対象プランと使えるモデルを確かめるとよいでしょう。モデル名だけで文章の適性は決まりません。同じ原稿で文体・事実の保持・修正量を比較することが、用途ごとの選択材料になります。

※ 2026年8月時点の情報です。提供状況はテナントの設定・契約プランによって異なる場合があります。

資料作成の体裁を自動で整えたい場合はパワポの体裁調整を自動化、Copilotに「Brand Kit」登場が参考になります。文書作成で使うモデルの選択肢を広げたい場合はWordやExcelのCopilotにGrokが追加、まずは一部企業からもあわせてどうぞ。

著者プロフィール

アバター画像

馬渡 徹郎 / Tetsuro Mawatari ホームページ

AI新規サービス開発や大手企業のAIエージェント導入支援をしています。